トリイ通信施設でロープ降下訓練 米海軍ヘリ2機が離着陸


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ロープで降下訓練を実施する米海軍のMHSヘリコプター=日午後3時半すぎ、読谷村の米陸軍トリイ通信施設(読者提供)

 【読谷】米海軍のMH60Sヘリコプター2機が23日午後2時半すぎから、読谷村の米陸軍トリイ通信施設で離着陸したり、ホバリングしてロープで兵士の降下訓練を実施したりした。天皇誕生日で祝日となった同日、隣接する渡具知ビーチに一般人がいる中、低空飛行をするヘリの騒音が響き渡った。

 ヘリは地上から約5メートルの高さでホバリングをして、兵士が4人一組でロープを伝って降下する「ファストロープ訓練」を実施した。訓練は午後5時半すぎに終了し、ヘリは嘉手納基地に向かった。村や村議会は同基地内での訓練を原則、認めていない。訓練のたびに沖縄防衛局などに抗議している。

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