SDGs、連携と実践で参加企業や学生が報告 OSP年次フォーラム


社会
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OSP年次フォーラムで1年間の感想を話すパートナー企業・団体のメンバーら=13日、那覇市の琉球新報ホール

 SDGs(持続可能な開発目標)を推進しようと活動する企業・団体のネットワーク「OKINAWA SDGsプロジェクト」(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)の年次フォーラムが13日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。つながり、実際の活動を生み出してきた1年間を振り返りながら、気候変動や貧困の解決へ活動する学生たちの報告も聞き、これからの活動を展望した。

 OSPは2020年に始動し、13日現在、28のパートナー企業・団体が参加している。パートナー以外の企業・団体や行政、教育機関とも連携し、勉強会やワークショップなどを通して社会課題を学び、行動を生み出してきた。

 13日のフォーラムではパートナー企業・団体が「社内ではまだまだ活動が進んでいないが、ここに来ると仲間がいた」「触発されて自分自身も想像しなかった着想を得た」などと振り返った。

 次年度は学校や若い世代との連携を広げようと大学生も登壇。環境活動家の露木しいなさん(20)は「何かをするのに大人になるのを待たなくていい」と呼び掛けた。