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やっぱりステーキでしょ!! 義元大蔵やっぱりグループ代表<仕事の余白>


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
義元大蔵氏

 締めはやっぱりステーキでしょ。

 創業した2015年に比べると沖縄県内でも締めステーキは定着し、そして沖縄の観光資源になってきたように感じる。県外の方と話をする中でも「沖縄では締めでステーキを食べるんですよね」と言われる機会がすごく増えた。

 やっぱりステーキは15年2月に、那覇市若狭のカクテルプラザの通路の一角6席で開業した。「こんな場所で商売するなんて信じられない。失敗する」と言われながら、開業すると6席ながらも大行列。半年で那覇市松山に2店舗目を開業した。当時は周りにステーキ屋さんが無かったこともあり、24席の店舗で週末800人弱、テーブル回転数30回転以上と大繁盛店となった。

 それからも次々と開業し、創業して6年、今日現在で北海道から沖縄まで16都道府県64店舗に拡大できた。中でも記憶に残るのは昨年から続くコロナ下での東京進出だ。なぜこの時期に?!と話題となり、主要メディアから取材が殺到。全国の夕方のニュースはどの局でもやっぱりステーキが映っていて圧巻だった。

 その中で、あるキャスターが発した「沖縄から全国へ仕掛けている企業は稀有(けう)」の言葉。それを聞いた時、自分に使命が降りてきた。ウチナーンチュがもっと県外で活躍できるように全力で前へ進む。その経験を周りにつないで、沖縄を盛り上げていこう。今は周りを巻き込んで前に進むのが楽しくてしょうがない。