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気づきのチカラ 義元大蔵やっぱりグループ代表<仕事の余白>


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
義元大蔵氏

 いつも見ている景色だけが現実なのだろうか?

 毎日生活する中で見逃している景色はないだろうか。気づきから離れた感覚で1日を過ごしていないだろうか。

 自分が仕事する上で1番大事にしているのは気づき力。いつも通りの生活の中で視点を変えると意外に発見が多いことに気づく。

 一つの角度からではなく、違う角度から物事を観察すると、同じ物でも見え方が違ったりする。当たり前のことが当たり前ではないことに気づき、そこからアイデアが生まれてくる。昨日の自分には見えなかったモノに今日の自分が気づく。

 その感覚を持ち続けること、それが他者との差別化を生む。自分にとって小さな気づきかもしれないが、他人からみると革命的な気づきだったりする。

 どこで気づくか、それは日常生活の中。簡単に言うと、まずは自分の周りを見渡してみる。それだけでも多くの気づきがある。

 やっぱりステーキも、いまや北海道から沖縄まで17都道府県に進出した。どこでも共通してやることは、まずは周りを見渡す。これからスタート。その地域で働いている人達の表情、建物、人の導線、車の導線など見ているだけで色々な気づきがある。気づくか気づかないか、それだけで大きな違いを生む。

 「気づきのチカラ」。商売をする上で最も必要なスキルだと思う。