第一交通、沖縄で31%減収 コロナ影響


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 第一交通産業(福岡県、田中亮一郎社長)は18日、2021年3月期決算を発表した。沖縄県内で展開する事業の売上高は前期比31・8%減の66億1900万円だった。新型コロナウイルスの影響でバスやタクシーの利用者が減った。

 バス事業は同47・5%減の33億8600万円だった。新型コロナ感染防止のための休校措置で通学利用者が減少したほか、修学旅行やクルーズ船乗客、県内外からの団体客が減少し、貸し切りバスの利用もキャンセルが相次いだ。

 タクシー事業は同43・2%減の8億7800万円だった。不動産賃貸事業は同0・5%減の6億4300万円だった。