辺野古土砂搬出用のベルトコンベヤー設置作業進む 本部港塩川地区


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設置作業が進むベルトコンベヤー=20日午前10時ごろ、本部町の本部港塩川地区

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、土砂搬出などを請け負う業者は20日午前10時すぎ、本部町の本部港塩川地区でベルトコンベヤーの設置作業を進めた。種類が異なる2基のベルトコンベヤーが置かれ、作業員が組み立て作業にあたっている。

 市民によると午前7時前には、土のうに囲まれた荷さばき地内にベルトコンベヤーが既に置かれていた。19日は同機に積み込む前の土砂を一時的に置く升を取り付けた。

 土砂を船積みするためのベルトコンベヤー設置について、県は業者の申請を4月分に続いて5月分も4月30日に許可していた。設置後は土砂搬出作業が加速するとみられる。