辺野古上空で米軍ヘリがつり下げ訓練 


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
兵士のつり下げ訓練をする米軍ヘリ=21日午後1時40分、名護市辺野古(金城武政さん提供)

 【辺野古問題取材班】21日午後1時ごろ、名護市辺野古の上空で、H60系とみられる米軍ヘリが兵士8人をロープでつり下げて飛行する様子が確認された。

 目撃者によると、ヘリは米軍キャンプ・シュワブの外を飛行し、沖縄工業高等専門学校(沖縄高専)付近などの上空を旋回していたという。別のヘリ1機も付近を飛行した。

 目撃した市辺野古の金城武政さん(64)は「送電線のそばも飛行し天候も悪く危険な状態だった。何かあってからでは遅い」と訓練中止を求めた。

 金城さんによると、午後1時20分ごろから2時ごろにかけて訓練が続き、その間、辺野古集落では騒音が響いた。