バドミントン女子、新垣(普天間)が同校対決制す 県高校総体


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女子シングルス決勝 必死にシャトルに食らいつく普天間の新垣愛=30日、普天間高体育館

 県高校総合体育大会は30日、各地で行われ、バドミントンは女子個人シングルス決勝があり、新垣愛(普天間2年)が上里蓮(同3年)に2―0で勝利し、栄冠をつかんだ。

 バドミントン女子シングルス決勝は、普天間でダブルスを組む新垣愛(同2年)と上里蓮(同3年)の対戦。互いを知り尽くすだけに、決勝前の練習で新垣は「作戦がばれないよう隠していた」。戦略が奏功してか、新垣が1ゲームも落とさず初優勝を決めた。

 上里の速いショットに対応しようと「ショートサーブでゲームを組み立てた」と右へ左へと揺さぶる。長いラリーにもしぶとく食らいつき、相手のミスを誘い着実に加点していった。

 終了後、「いつも通りを心がけて挑んで、勝ててほっとしている」と新垣。二人とも試合中の険しい表情を解き、相手の健闘をたたえ合った。九州、全国とまた新たな目標を掲げ、力強く前を向いた。


(普天間高体育館)
▽女子シングルス決勝
新垣愛(普天間)
 2―0(21―13,21―10)
上里蓮(普天間)