玉城江梨子 
琉球新報は、自衛隊や米軍の基地など安全保障上重要な土地の利用を規制する法案の採決が行われた1日朝、東京・永田町の自民党本部で同党の部会に出席した杉田水脈衆院議員（自民）に取材した。記者とのやり取りは以下の通り。
Ｑ 土地利用規制法案の審議が行われた5月21日の衆院内閣委員会で、名護市辺野古の米軍新基地建設の反対運動に絡み、杉田議員から「反対派の市民が残した弁当の殻が基地内に入る可能性がある」という趣旨の発言があった。
「質問を見ていただければそのものなので、もうそれだけです。私はそれは法律とかの話ではなくて、不法行為は取り締まるべきという、そういう考えなので」
Ｑ 弁当殻が入るのは「不法行為」に当たるのか。
「私、ちょっと沖縄のほうのことはちょっとあれなんですけれども、もし、困っていらっしゃるのであれば、ということのつもりで申し上げた」
Ｑ 「困っている」というのは誰か。警備活動にあたる警察当局か。
「警察当局の話とかまではしていない。質疑で申し上げた通り」
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