県女性力・平和推進課は1日、沖縄戦などで犠牲になった人たちの名前が刻まれている糸満市摩文仁の平和の礎に、新たに41人を追加刻銘すると発表した。内訳は県内出身者38人、県外3人。二重に刻銘されていた2人を確認し、削除したという。刻銘者の合計は24万1632人となった。
新たに刻銘された人は市町村別で名護市10人、那覇市7人、本部町5人など13自治体。6歳未満は11人だった。刻銘する作業の日程は調整中という。
平和の礎は1995年6月23日に除幕した。県は遺族の申告に基づき、刻銘の基本方針に沿って書類や証言を確認し、刻銘を決める。