【宜野湾】3日、宜野湾市役所庁舎のコンクリート片の一部が落下し、つり天井を突き破って、同市議会議場に落下していたことが確認された。老朽化が原因とみられる。議会は閉会中で、けが人はいない。10日から6月定例会を始める予定だったが、市中央公民館での開会を検討する。5月28日は臨時会が開催されており、議会関係者は「けが人がいなくてよかった」と話した。
市役所は1980年、市野嵩に建てられた。議員席周辺に数十センチの破片が散らばった。工事関係者によると、つり天井内側には多くの破片が落ちていたという。議場は昨年改修をしたが、さらに改修することになる見通し。上地安之議長は「本会議場と同じ環境をつくれるか皆と協議して取り組みたい」と話した。
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