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一瞬のひらめきが生まれたら即行動 義元大蔵やっぱりグループ代表の思考法<仕事の余白>


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義元大蔵氏

 何気ない日常が大きく変わり、非日常が日常に。その中でも今日明日としっかり生きてゆかねばならない。変わり続ける今の瞬間に抗うことなく、対応していかねばいけない。

 新たなスキマがどんどん生まれていく。それを気づきのチカラで見つけ、今の時代にフィットさせるように変化させる。日常を変化させていかなければいけないのは、いつも感じている。

 しかし、基本的に自分の脳は怠け者。これでよいと考えると何も考えなくなる。一回作り出せば何も考えなくても同じことをやるのは容易だからだ。惰性で一通りはできる。

 でも一方で、新しいことを考えるのも好きだ。

 行動や考え方を少し変えてみるととたんに脳が目覚めて、新しい発想がどんどん出てくる。この日はこういう考えかもしれないが明日になればまた変わる。

 最初はただの発想という石ころを徹底的に磨きぬく。

 具現化するまでに発想の連鎖がおき、一瞬の閃(ひらめ)きが生まれたら即行動。その段階まで行けば、動くのが楽しくてしょうがない。

 今この瞬間に集中して、最高の成果を出すことを目指す。そして行動する習慣の積み重ねで決断力を磨き上げる。考えただけでは何も進まない。やってみないと正しかったかどうかは分からない。

 計画も大事だが、行動するのが一番大事だと思う。