小寺と選手契約 インサイド強化 キングス、バスケB1


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
小寺ハミルトンゲイリー

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは17日、ベテランセンターで日本国籍取得選手の小寺ハミルトンゲイリーが新加入すると発表した。2季連続リバウンド王のジャック・クーリーら3人の外国籍選手と既に選手契約を結んでおり、インサイドの強化を図った。

 小寺は1984年8月7日生まれの36歳。米国出身、マイアミ大卒。206センチ、130キロ。欧州リーグを経て、2009年に旧bjリーグの滋賀に入団。2季連続でリバウンド王を獲得した。昨季はBリーグ2部の茨城の1部昇格に貢献。昨年11月に日本国籍を取得した。

 小寺は「HCが求めるどんな役割にも準備ができている。どんな未来と仕事が待っているのか、楽しみで待ちきれない」とコメント。チームを統括する安永淳一取締役は「バスケIQの高さを生かしてパスを供給したり、しっかりとスクリーンを仕掛けたり、チームをつなぐ役割ができる」と期待した。