沖縄県内コロナ感染33人 18日間連続で前週下回る


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は21日、10歳未満から90代までの33人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前の週の同じ曜日より21人減少し、18日間連続で同じ週の曜日を下回った。感染者数が50人を下回ったのは、5月10日の36人以来42日ぶり。100人を下回るのは5日連続で、累計は2万158人。

 県の糸数公医療技監は「月曜日は保険診療の検査数が少ないので数字としては抑えられる。火曜日以降の5日間で減少が見られれば医療の逼迫(ひっぱく)も徐々に解消されるはずだ」と述べた。

 21日の新規感染者のうち推定感染経路が判明したのは19人で、内訳は家庭内8人、職場6人、施設5人。

 年代別では20代6人、50代5人、60代と70代がそれぞれ4人、10代と30代、40代がそれぞれ3人、10代未満と80代2人、90代1人。 直近1週間の10万人当たりの感染者数は42・29人で全国一多い状態が続く。

 米軍関係では20日にキャンプ・ハンセンとキャンプフォスターでそれぞれ1人、21日にキャンプ・ハンセンと嘉手納基地でそれぞれ1人の感染が判明した。累計は1446人となった。