遠隔講話でSDGs 北中城高、休校中に地域課題探る


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オンラインの「総合的な探究の時間」の授業で、名古屋大大学院の香坂玲教授の講話を聞く生徒ら=6月日、北中城村渡口の北中城高校

北中城高校2年1組は臨時休校中の6月16日、「総合的な探究の時間」の授業をオンラインで行った=写真。名古屋大学大学院の香坂玲教授を講師に迎え、持続可能な開発目標(SDGs)や地域の課題などについて学んだ。

授業は米マイクロソフトのウェブ会議システム「Teams(チームズ)」を使用した。授業では、香坂教授が環境と農業をテーマに話を進め、生徒らに「地域の課題は何か」と問い掛けた。生徒らは「若い人が地域の活動に参加しないこと」などと答えた。

同校は2021年度から「総合的な探究の時間」にSDGsを取り入れた。探究テーマをSDGsと関連づけるため、同クラスでは香坂教授に4~7月までの間に3回程度講話をしてもらう予定。