【宜野湾】JAおきなわ宜野湾(桃原篤基幹支店長)は6日、経済的な事情で生理用品が買えない「生理の貧困」の協力支援として、市教育委員会(知念春美教育長)に生理用ナプキン1万2千枚を寄贈した。ナプキンは市立4中学校に3千枚ずつ配布する。5月に市立の13小中学校で実施したアンケートによると、生理が始まった児童生徒の4人に1人が家に生理用品がなくて困ったことがあると回答したという。
JAおきなわ宜野湾の寄贈は、我如古支店長代理の玉城かおりさんが新聞で「生理の貧困」を知ったことがきっかけ。ショックを受けた玉城さんは「子どもたちがのびのびと学習ができ、生活が楽になれば」と願い、職員らに寄付を呼び掛けた。