【宜野湾】米軍普天間飛行場で常駐機が13~15日の3日間、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えて夜間飛行した。県と宜野湾市の騒音測定によると、上大謝名地域で15日午後10時39分、最大93・1デシベルの騒音を記録した。市の基地被害110番には市民から「寝ているのにうるさい」「テレビの音が聞こえない。どうにかしてほしい」といった苦情があった。
90デシベルは騒々しい工場内の音に相当する。市は苦情を沖縄防衛局と米軍にメールで送り、市民生活への配慮を申し入れた。夜間飛行したのは、渡名喜島沖にコンテナを落下させた機体と同型機とみられるCH53E大型輸送ヘリコプターや、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ。