【名護】名護市の小中一貫教育校「緑風学園」の5年生16人は15日、同市のカヌチャリゾート敷地内の浮桟橋と汀間漁港で、タマン(和名・ハマフエフキ)の7センチの稚魚3500匹を放流した。児童らは名護漁協組合の組合員や県の水産海洋技術センターの中田祐二主任技師から説明を受け、生息場所などタマンの生態や、稚魚放流の必要性などを学んだ。
稚魚を放流した後、中川亜海さんは「早く立派な大人になって戻ってきてほしい」と願った。
漁協の宮城克洋セリ長は「稚魚放流体験を通して、魚や漁業に興味を持ってもらいたい」と願った。