名護市内小中へ生理用品 名護市建設4団体が3箱分を寄贈


この記事を書いた人 アバター画像 田吹 遥子
渡具知武豊名護市長(左から5人目)に名護市内の小中学校向けの生理用品を寄贈した名護市建設関連4団体の関係者ら=14日、名護市役所(提供)

 【名護】コロナ禍に伴い、金銭的な理由で生理用品を買えない「生理の貧困」が社会問題となる中、名護市建設関連4団体(市建設業協会、市電管設備業協会、北部建築設計協会、北部建設コンサルタント業協会)が14日、名護市に対して段ボール箱3個分(1箱18パック入り)の生理用ナプキンを寄付した。市は近く、市内の小中学校に配布する。

 14日に名護市役所で開かれた贈呈式には4団体の関係者らが出席。渡具知武豊市長と岸本敏孝教育長に、子ども支援の一環として生理用品を寄贈した。

 北部コンサルタント業協会代表の比嘉孝太さんは「貧困などの問題で生理用品が足りないという話を聞き、寄付に至った」と述べた。
 岸本教育長は「子どもたちに寄り添った支援に感謝したい」、渡具知市長は「貧困による生理用品不足は市の問題として考え対策していきたい」と話した。