【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、6月に米軍普天間飛行場(宜野湾市)で航空機が離着陸などした回数は1431回で、5月の1597回から10・4%減った。一方、前年同月の1287回と比べると、11・2%増えている。
航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限される午後10時以降の夜間飛行は、5月の44回より多い49回だった。
6月の内訳は、常駐機が5月の1244回から6・8%減の1160回。外来機は5月の353回より23・2%少ない271回となった。常駐機は前年同月(1068回)比で8・6%、外来機は同(219回)比で23・7%多くなっている。
常駐機はUH1Y多用途ヘリコプターの離着陸が最多の360回、CH53E大型輸送ヘリは272回、AH1Z攻撃ヘリ267回、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ241回となっている。外来機では海軍P8対潜哨戒機が最多の87回で、外来オスプレイは9回だった。