社会

沖縄のコロナ感染、世界最悪レベル 10万人当たり256.09人

 新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中、県内では9日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が256・09人に達し、過去最悪を更新した。全国1位を維持しており、世界的にも感染者数が多い国と同水準だ。県は今週の新規感染者数を最大5千人とみており、直近1週間の人口10万人当たりに換算すれば、350人近くまで上昇すると予想される。


 県内では9日までの直近1週間の新規感染者数が3736人で過去最多、5日には1日当たりで最多となる、648人の感染者の発表があった。感染者が急増したことから人口10万人当たりの感染者数も上昇を続けた。7月29日時点では110・84人だったが、10日ほどで2・3倍となった。

 厚生労働省検疫所がウェブサイトで公表する世界各地域の感染状況によると、1日までの1週間で新規感染者数が100万人を超えた地域は、アメリカ地域で122万5408人、ヨーロッパ地域で100万4722人となった。増加率は東地中海地域で37%、日本が含まれる西太平洋地域で33%と高かった。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数について、県内の状況と各地域の新規感染者数上位3カ国を比較すると、沖縄の256・09人という数値はマレーシアの361・1人、イギリスの275・9人に次いで高かった。新規感染者数が最も多かったアメリカの164・2人、感染力が強いデルタ株が広がるインドネシアの100・1人を上回った。人口規模や検査体制などが異なるため単純比較はできないが、県内の新規感染者の多さが浮き彫りになっている。

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