沖縄進出2年のセブン きょう那覇と今帰仁で100店達成 


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セブン―イレブン沖縄100店舗目のオープニングセレモニーで、接客する長嶺幸輝オーナー(左端)ら=18日、那覇市天久のセブン―イレブン琉球新報天久ビル店

 セブン―イレブン沖縄は、19日に那覇市の「琉球新報天久ビル店」と、今帰仁村の「今帰仁平敷店」を開店し、県内店舗100店を達成する。2019年7月の県内進出から2年で大台に到達した。

 天久ビル店では開店に先立ち、18日にオープニングセレモニーが開かれた。店長の長嶺桃世さんと、夫でオーナーの長嶺幸輝さんをはじめ、家族や従業員らが集まった。那覇市内の国道58号沿いで駐車場付きのセブン店舗は初めてとなる。26人の従業員が働く。桃世さんは「近隣にはコンビニがいくつかあるが、負けないようにチーム一丸となって地域に選ばれる店にしていきたい」と意気込んだ。

 開業を記念してお菓子や飲み物などを詰めた記念福袋を25日まで販売する。購入後、福袋の空袋と引換券を持参するとセブンカフェ1杯のプレゼントがある。

 セブン―イレブン沖縄は、人口が多い那覇市、浦添市、宜野湾市を中心に、沖縄本島全域で出店を進めている。2024年夏までに250店舗の出店を目標として、住宅地や交通量の多い場所への出店に力を入れている。国際通りなどの観光地は新型コロナウイルスの影響で当初の計画より出店は遅れているが、全体的に出店ペースは順調という。

 本島内でまだ進出していない市町村は西原町、嘉手納町、金武町のみで、来年度以降に嘉手納町などで出店を検討していく。

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