気象庁は20日、フィリピンの東の海上にある熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みと発表した。今後、北西の進路を進めば、旧盆期間中の21日から23日にかけて沖縄方面に接近する可能性がある。
気象庁の発表によると、20日15時現在、熱帯低気圧がフィリピンの東にあり、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は1008ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。
沖縄地方に近づくとみられる21日午後3時には、中心の気圧は1002ヘクトパスカルに発達し、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想される。
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