沖縄の北部2病院、診療一部制限 医療逼迫の状況受け


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子

 【北部】新型コロナウイルスの感染拡大に伴い医療体制の逼迫(ひっぱく)した状況を受け、名護市の県立北部病院と北部地区医師会病院は1日から外来診療を一部制限している。北部病院は採血やエコー、心電図など検査全般を原則中止する。小児科・産科以外の各診療科では、電話診療への変更を呼び掛けている。いずれも10日まで。

 北部地区医師会病院は一般内科での二次検診(検診センターからの紹介)の受け付けを休止し、かかりつけ医などの受診を呼び掛けている。初診外来は完全予約制で、クリニックからの事前予約が必要。病状が安定している通院患者には、受診間隔の延長や電話再診を呼び掛けることがある。同院は実施期間を「当面の間」としている。