超大型の台風18号　沖縄地方はきょうから強い風、11日から大しけ（10月10日朝）

　超大型の台風18号は、10日午前6時にはフィリピンの東にあって、時速10キロの速さで北北西に進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで中心から半径905キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

　台風は今後、フィリピンの東を北西に進み、11日には進路を次第に西に変え、バシー海峡を抜けて12日には南シナ海へと進む見込み。

　台風の影響で、沖縄本島地方と先島諸島では、10日は次第に風が強まり、11日から12日は大しけとなる見込み。沖縄気象台は高波や強風に注意するよう呼び掛けている。

　先島諸島では、10日夕方から11日にかけて積乱雲が発達し、落雷や竜巻など、激しい突風による被害の起こるおそれがある。沖縄気象台は、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼び掛けている。