沖縄県の離島・北大東島に大量に押し寄せていた軽石が、沖縄本島北部の国頭村安田の海岸にも漂着しているのが14日午前、確認された。
砂浜には流れ着いた軽石が堆積しており、気象庁は「8月に小笠原諸島の福徳岡ノ場で発生した海底火山の噴火で流れ着いたものだとみられる」としている。
小笠原から沖縄本島は約1450キロ離れているが、気象庁火山監視課火山防災推進室によると、今月上旬に北大東島に流れ着いた軽石と同じように、噴火から数カ月かけて沖縄本島に流れ着いた可能性がある。1986年にも同等の規模の海底火山の噴火で沖縄本島に軽石が漂着したことがあったという。
国頭村の担当者は「まだ情報が入っていないので確認したい」としている。
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