【糸満】沖縄県糸満市波平の畑で18日午前11時半ごろ、農家の大城学さん(53)と息子の笠佑夢(りゅうむ)さん(15)は体長176センチのアカマタを発見した。畑では時々、体長120~130センチのアカマタを見掛けるという。駆けつけた友人の長嶺衛(まもる)さん(54)は「最大級かもしれない」と興奮気味に話した。
学さんが重機で畑を耕していると、古タイヤの中からアカマタが姿を見せた。口からは体長約40センチの、別のアカマタの尾が飛び出していた。「ハブだと思った」と重機で抑えて駆除しようとしたところ、アカマタであることに気づいた。しばらく観察していたが弱っており、約1時間後に死んだ。
畑のそばは小川が流れている。「川沿いだからエサが豊富なんだろう」と学さん。笠佑夢さんは「初めて(アカマタを)見てびっくりした」と話した。
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