古着かりゆしに新たな価値 ファッションスーツに生まれ変わる<みんなで支える県産品>5


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
着なくなったかりゆしウエアをリユースして製作したOKINAWA SUITS

 国頭村辺土名で宿泊施設の演出などを手掛ける「Kenichiro Koyama Creative Produce Office(ケンイチロウ・コヤマ・クリエーティブ・プロデュース・オフィス)」(小山健一郎代表)が、着なくなったかりゆしウエアでファッションスーツ「OKINAWA SUITS(オキナワスーツ)」を製作した。

 同社は廃業したホテルを改装してよみがえらせ、地域の活性化に取り組んできた。着られずに眠っているかりゆしウエアに新たな価値を与えたいとプロジェクトを開始。県内の商業施設内イベントや、賛同する企業の協力を得て古着を集めている。

 クラウドファンディングでは1万3200円から応援購入ができる。担当の根間大輔さんは「クリエーティブで衣類はよみがえる。ファッションの力でオキナワスーツを新たな文化にしていきたい」と話す。


 県は優良県産品奨励事業で今年からNEXT優良県産品部門を新設。琉球新報のクラウドファンディングYUIMAを活用し、応援購入された口数や集まった資金が一次審査の評価基準となる。エントリー商品を紹介する。商品紹介ページはこちら。