琉球新報社 
【中城】中城村は7日から、オキコと共同で企画した「護佐丸の島にんじんシフォン」を販売する。村特産品の島ニンジンを使用している。また「ラーメン暖暮」も1日から、村との共同事業として、島ニンジンを使った「島人参とクリームラーメン」の販売を始めた。いずれも来年2月末までの販売を予定する。
開発企業の担当者が2日、村役場で発表した。「島にんじんシフォン」はふんわりした食感と中に入ったミルクホイップが特徴。
オキコの担当者は「島ニンジンが特産品と認識してもらうためにも、子どもたちに食べてほしい」と話した。1個152円（税込み）で、県内のスーパーやコンビニで購入できる。
「島人参とクリームラーメン」は県内全5店舗で販売し、1食880円（税込み）。1日20食限定。豚骨や島ニンジンなどでスープのだしを取り、麺の上にニンジンの千切りが乗っている。
暖暮の担当者は「スープを飲んだ時にニンジンの甘みと香りが出るよう工夫した」と語った。
（砂川博範）
