【読谷】読谷村瀬名波のグランディスタイル沖縄読谷ホテル&リゾート(芝原英幸総支配人)は、村内の人気やちむん工房「工房十鶴」とコラボしたスペシャルルームを提供している。読谷村のふるさと納税の返礼品で、20万5千円のふるさと納税をした人に、予約券が届く。
客室にはコップやアメニティー、椅子など、工房十鶴が制作した約30点のやちむんが置かれ、やちむんを堪能できる客室となっている。2日、石嶺伝実読谷村長が客室を視察した。
工房十鶴の柄溝(からみぞ)康助さんが約半年かけて客室に合う作品を制作し、客室をプロデュースした。モダンな部屋に合う、落ち着いた色合いのやちむんが並び、滞在中も読谷の伝統工芸を感じられる客室となっている。柄溝さんは「この部屋に泊まってやちむんを身近に感じてほしい」と話した。工房十鶴の作品は、全国的に根強いファンがいる。客室を視察した石嶺村長は「やちむんが好きな人や十鶴ファンには夢のような部屋だ。この部屋でやちむんを楽しんでほしい」とアピールした。
ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から寄付ができる。2人1泊朝食付きで、20組限定。
(石井恵理菜、写真も)