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首里城火災で焼け残った瓦などを活用してもらおうと県などは10日、那覇市首里の中城御殿跡で瓦の見学会を開いた。自治体や学校、個人など8組11人が参加した。
2022年1月7日まで「首里城火災破損瓦等の活用事業」の2次募集を実施しており、正殿、寄満(ゆいんち)、黄金御殿、二階御殿などで使われていた瓦のほか、新たに軒瓦(のきがわら)と磚瓦(せんがわら)、破損石材も追加提供する。
1次募集では、瓦を使ったシーサーやランプシェード、ウクレレなどの活用事例があった。
見学会に参加した当蔵町自治会の入部綱清さんは「公民館の建て替えに瓦を活用できないか考えている。首里城を身近に感じられるようにできたらいい」と話した。
(中村優希、写真も)