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新しいオフィス、すべての皆さまへ感謝 JTA代表取締役社長・青木紀将<仕事の余白>


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 12月1日に新しいオフィスへ引っ越した。那覇市山下町の旧オフィスには1973年から約48年間の長きにわたり大変お世話になった。ご支援いただいた全ての皆さまのおかげで弊社の歴史はこの地で一歩ずつ積み重ねることができた。たくさんの思いがつまった場所を離れるのは非常につらい決断だったが、諸事情により約2年前から移転先を検討していた。その間に新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きな打撃を受け、このタイミングでの移転となり、セレモニー等は控えるしかなく静かに新しい門出を迎えようと心していた。

 ところが当日は次々と祝花、祝緑が届けられ恐縮すると同時に皆さまのお心遣いとご厚情にただただ感激し胸が熱くなった。百花繚乱の景色に社員一同高揚し格別なる喜びを感じ、おかげさまで記念に残る華やかな営業開始日となった。心から深謝するばかりだ。あらためて身を引き締め、皆さまのご期待に応えるべく一層の精進を重ねていく決意を胸に刻んだ。

 新しいオフィスは単に働く場所ではなく地元の方や観光客にも気軽に立ち寄っていただけるエリアとして情報発信やコミュニケーションを活発化させ、これまで以上に地域創生に繋がる取り組みを推進していきたい。

 弊社は来年創業55周年を迎える。港に出漕する船のように見える新オフィスの建物からJALグループの翼を大きく広げて、沖縄から世界に繋がる大空へと飛び立っていきたい。