春菊、寒さに負けず きょう冬至


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春菊の収穫に励む生産農家=21日午前、中城村津覇

 きょう22日は二十四節気の一つ「冬至」。1年で最も日の出から日没までの時間が短く、夜が長くなるとされる。

 曇り空が広がり肌寒い一日となった21日、中城村津覇で鍋料理などに欠かせない食材の一つ、春菊の出荷が最盛期を迎えている。農家が青々とした葉を手作業で収穫、11月下旬ごろから出荷が始まり、来年2月ごろまで続くという。

 生産農家の玉那覇善博さん(66)は「春菊は鍋やすき焼きなどに欠かせない冬にぴったりの食材。天ぷらやあえ物にしてもおいしい」と語った。

 沖縄気象台によると、向こう1週間は寒気の影響で曇りの日が多い見込み。 (喜瀨守昭、写真も)