沖縄14社の経営者ら、ビジネスモデルや今後の展望発表 ノウハウ紹介企画


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 中小零細企業に特化した投資ファンドを運営するSCOM(エスコン、代表・藤本和之琉球オフィスサービス社長)は9月から、県内の起業家らに経営ノウハウを紹介するプログラム「SCOMSEED(エスコンシード)」を実施してきた。最終日となった23日、那覇市の沖縄海邦銀行本店でビジネスピッチを開催し、プログラムに参加した14社の経営者らがビジネスモデルや今後の展望などを発表した。

 エスコンは2019年10月に県内の若手経営者が集まって設立。中小零細企業が利益を伸ばし、社員の給与を上げることで「1万人の生活を変える」というビジョンを掲げ、民間主導の投資ファンドを運営している。

 登壇した企業のうち、個人の好みに合わせた調香サービスを提供する「いいにおい」(恩納村)は、ホテルやレンタカーなどのオプションとして香りの提供を提案していくという。山城遥奈代表は「融資を受けるためにどうしたら良いかなど、どこで学べば良いか分からなかった経営についての勉強ができた」とプログラムを振り返った。