
【沖縄】沖縄市登川のゆいクリニックで1日午前9時54分、上地彩さん(27)、輝さん(28)夫婦=八重瀬町=の長男・舞迦(まいか)ちゃんが誕生した。約40時間かけて産声を上げた。彩さんは「ここまで大変とは思わなかったが、めでたい日に生まれてきてくれてうれしい」と喜びの表情を浮かべた。
予定日が1週間も先だったため「油断していた」と笑いながら振り返る。陣痛が始まっても、なかなか出てこず。12月30日に入院した沖縄市の母子未来センターから、1日に同センターと提携するゆいクリニックに移動しての出産となった。
出産後に夫の輝さんに連絡すると、ねぎらいの言葉を掛けられたという。
名前は互いに相談する前から、偶然にも希望が重なった「舞迦」に決まった。アルファベット表記の「MICA」という名が海外で男女問わず使用されているため、国際的な活躍への願いを込めた。ぐっすりと眠るわが子を抱きながら「とら年に生まれたので、りっぱな強い子になってほしい」と希望を込めた。
(新垣若菜、写真も)