沖縄県は7日、新型コロナウイルスの新規感染者数は暫定値で1400人を超える見通しだと発表した。前日の6日に過去最多の981人の感染となったばかりだが、2日連続の更新となる。1000人の大台を超えて一気に約400人増、1.4倍と急カーブの感染拡大が続く。
県内では、在日米軍に由来するとみられるオミクロン株への置き換えが急速に進んでいる。林芳正外相は6日、ブリンケン米国務長官との電話会談で、米兵の外出制限を含む対策強化を求めたが、県庁内には「年末から要請していたことを、もっと真剣にやってもらえていれば」などと、対応遅れを指摘する声も出ている。
県は6日に政府に「まん延防止等重点措置」を県内全域に適用するよう要請した。
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