沖縄の7市町村で小中休校に 5市町は週明け分散登校


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 琉球新報は7日、沖縄県内の各市町村に新型コロナウイルスの感染急拡大を受けた小中学校の登校対応について聞き取った。一部で11日から分散登校や休校が始まる。

 臨時休校を決めたのは豊見城や西原、宜野座など7市町村。ほとんどの市町村が、医療従事者の家庭など一部の児童生徒は学校で受け入れる。

 分散登校を決めたのは那覇、与那原、八重瀬、嘉手納、南風原の5市町。休校となる市町村を含め可能な限りオンライン授業を実施する。

 東村は高校受験を控える中学3年のみ、感染防止のため11~14日の間、家庭で課題をこなす。11~20日まで分散登校の南風原町は一部の学校で、中学3年のみ各学級の半数を交互に出席させ、残りはオンライン授業の予定。

 那覇市は分散登校日以外で、家庭で対応できない小学3年以下の児童は学校で受け入れる。

 県教育委員会は6日、県立学校に分散登校を実施するよう通知を出した。同日、各市町村教委に対しても同様の対応を求めて通知した。(嘉数陽まとめ)