確定申告、e-Taxで自宅から 来月1日開始


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確定申告でe-Taxの利用を呼び掛ける沖縄国税事務所個人課税課の大塚康之課長補佐(右)と小濱樹さん=19日、那覇市旭町の沖縄国税事務所

 2月1日から始まる2021年分所得税などの確定申告に向け、沖縄国税事務所は、国税電子申告・納税システム「e-Tax(イータックス)」の利用を呼び掛けている。今年からマイナンバーカードを読み取るICカードリーダーが不要になり、スマホのカメラで源泉徴収票を自動入力する機能も新たに加えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年は例年より2週間期間を前倒しし、2月1日から確定申告会場を開設する。相談で来場する人は、入場時間枠が指定される「入場整理券」を事前に取得する必要がある。国税庁の公式LINE(ライン)を通じて発行する。当日配布も行うが、状況により後日の来場になることもある。

 沖縄国税事務所個人課税課の大塚康之課長補佐は「新型コロナの感染が拡大している。ぜひ自宅からイータックスしてほしい」と述べた。
 (呉俐君)