日本航空(JAL)・日本トランスオーシャン航空(JTA)グループは21日、沖縄のカンヒザクラの切り花を全国23空港に発送した。北海道から九州まで、各空港のチェックインカウンターやラウンジなどに展示して日本一早い春の到来を告げ、冬場でも温暖な沖縄観光をアピールする。
サクラの発送はことしで28回目。発送式が那覇空港で開かれ、名護市の「名護さくらの女王」、本部町の「もとぶミス桜」、今帰仁村の「北山王妃」からJAL・JTAグループ側に切り花が送られた。
「北山王妃」を務める島袋美成さんは「コロナ禍でも明るい気持ちになってほしい。沖縄に来る際は、ぜひ名護、本部、今帰仁のサクラを楽しんでほしい」と話した。
(小波津智也、写真も)