琉球新報社 
沖縄セルラー電話（菅隆志社長）は26日、2022年3月期第3四半期（21年4～12月）の連結決算を発表した。売上高に当たる営業収益は549億2300万円、経常利益は137億700万円、純利益は94億6500万円だった。今期から会計基準の新基準を適用しているが、単純比較で営業収益は前年同期比1.2％増、経常利益は同11.9％増、純利益は同6.7％増と、経常利益ベースで10期連続の増収増益だった。いずれも第3四半期としては過去最高だった。
電力供給サービス「auでんき」の契約数増によって売り上げが増加した。格安ブランドのUQやpovo（ポヴォ）を選択する利用者が増加したことから、1契約当たりの月間平均収入を表すマルチブランド総合ARPUは同1.6％減の4939円と低下した。
端末販売台数は同5.9％減の13万5600台。新型コロナウイルスの影響で大型商業施設内での催事が制約を受けたことや、格安ブランドに乗り換えた際などに、端末を購入せずに通信サービスの利用に必要なSIMカードのみの移行で済ますケースも多かったことが影響した。一方で販売手数料の減少などで販売関連コストが減少し、増益を確保した。
携帯電話の第5世代（5G）移動通信システムの沖縄本島内人口カバー率は、3月末で90％に到達する予定。
通期の連結業績予想について、営業収益が730億円、純利益が105億円と上方修正した。
（沖田有吾）
＜人事＞沖縄セルラー電話（2月1日）
（GLはグループリーダー）
▽ビジネス開発部長、プロジェクト推進室長兼任を解き、ソリューション営業部長を兼ねる 取締役営業本部長國吉博樹
▽ソリューション営業企画を担当 執行役員営業本部副本部長ソリューション営業担当甲斐田裕史
▽ビジネス開発部長（ソリューション営業部長兼営業サポートグループGL）宮平守正
▽ソリューション営業企画部長（ダイレクト営業部長）兼城学
▽データセンターグループGL兼務を解く 運用管理部長兼スマートワーク推進室高良学
▽プロジェクト推進室副室長兼務を解く 総務部長兼秘書・広報グループGL兼社長付特命担当大城武史
▽運用管理部データセンターグループGL（プロジェクト推進室ビル事業グループGL兼運用管理部データセンターグループ）松本光太郎
▽ビジネス開発部へ異動 うちなーSmartLife推進グループGL兼社長付特命担当田中健介
▽ビジネス開発部開発グループGL兼沖縄セルラーアグリ＆マルシェ出向（ビジネス開発部兼沖縄セルラーアグリ＆マルシェ出向）嘉手苅調
▽営業サポートグループGLを兼ねる ソリューション営業部副部長兼営業2グループGL森仁
▽ソリューション営業企画部へ異動 ソリューション営業推進グループGL上田淳二
▽コンシューマ営業部へ異動 ダイレクトセールスグループGL渡名喜庸憲
▽コンシューマ営業部へ異動 広域パートナーグループGL宮城雄作
▽購買グループGL兼務を解く 総務部総務グループGL井川正也
