沖縄県は29日、新たに979人(前日1073人)の新型コロナウイルス陽性を確認したと発表した。5日ぶりに1000人を下回った。2週前の土曜日には過去最高の1829人が感染したが、それよりほぼ半減、前週土曜日の1313人より300人以上減った。累計は8万1510人。
在沖米軍関係は225人の新規陽性者を確認したと報告があった。先週、先々週の土曜日も200人台。米軍関係者全体の人数は沖縄県民の約30分の1とみられ、依然として高止まり状態が続いている。累計は9505人。
前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は503.93で全国3位。昨日27日に1カ月ぶりにワーストを脱し、3日連続で3位となったが、依然として極めて高い数値になっている。1位は東京都の652.05、2 位は大阪府の639.70。
病床使用率は70.8%(前日70.0%)と、重症者用の病床使用率は41.1%(前日40.4%)とわずかながら増加している。
県によると、29日時点で入院調整中の患者は1452人(前日1385人)、宿泊療養施設療養中は491人(同481人)、自宅療養中は7036人(同7264人)、療養中の患者の合計は9447人(同9586人)で1万人を下回った。入院中は453人(前日448人)、うち重症は7人(同8人)だった。(いずれも速報値)
【関連ニュース】
▼沖縄コロナ第6波、18日をピークに減少 入院は30日まで増加か
▼沖縄の感染拡大「実態反映していない可能性」 厚労省会議・脇田座長