プロ野球12球団の春季キャンプが1日、一斉にスタートした。沖縄では昨年20年ぶりの日本一に輝いたヤクルトなど7球団が各地で始動。新型コロナウイルス感染が急拡大し、県内でも「蔓延防止等重点措置」が続いているが、2年ぶりに観客を入れて実施された。
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県内では日本ハム、阪神、楽天、中日、DeNA、ヤクルト、ロッテがキャンプイン。それぞれ歓迎セレモニーが開かれるなど、球春の到来を喜んだ。2年連続の日本一を目指すヤクルトや、今季から新庄剛志新監督が指揮を執る日本ハムに注目が集まる。
新庄監督は、この日、国頭村のかいぎんスタジアム国頭に大型バイクで登場。さっそく選手の練習を見守っていた。
一方で、年明けから選手の感染が相次ぐ。各球団とも入場の制限や観客の情報登録などさまざまな感染対策を講じる。その中で、選手たちをできるだけ近くで見ようと、ファンや地元市民らが会場に足を運んでいた。
7球団はそれぞれ午前からウオーミングアップを始め、キャッチボールなどで体をほぐすなど初日は県出身選手も含めリラックスした表情で練習に取り組んだ。
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