3連休後に再び増加も…沖縄コロナ643人 10歳未満最多108人(2月12日朝)


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 県は11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに643人確認されたと発表した。先週金曜日と比べ66人減少した。10日は17日ぶりに前週の同じ曜日を上回っていたが、再び減少に転じた。

 年代別の新規感染者は10歳未満が108人で最多。30代103人、40代99人、10代85人、50代80人と続いた。

 市町村別では那覇市131人、沖縄市77人、宜野湾市47人、浦添市44人、糸満市39人、うるま市38人の順で多かった。

 今週は新規感染者の減少に鈍化が見られる。県は「3連休中に人出が増えれば、新規感染者が再び増加することも考えられる。(年中行事の)十六日祭を控えているので、高齢者に感染が広がらないよう注意してほしい」と、感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

 20日までが期限となっているまん延防止等重点措置について、県は13日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議を開き、措置延長について協議する予定だ。

 米軍の新規感染者は53人だった。基地別内訳は嘉手納基地19人、キャンプ・キンザー13人、ハンセン5人、コートニー5人、フォスター4人、普天間基地2人、トリイ通信施設2人、不明・確認中3人。 (稲福政俊)