琉球新報社 
化粧品開発のファミリー企画（那覇市、平良奈々代表）とチョコレート専門店のタイムレス（北谷町、林正幸代表）が、沖縄黒糖を使用した「カカオバターボディケアクリーム」3商品を共同開発した。21日から両社の店舗やオンラインショップで販売する。
県産素材にこだわったスキンケアブランド「ちゅらび」を展開するファミリー企画と、カカオ豆とサトウキビのみを原料とするチョコレート商品の開発に取り組むタイムレス。「商品開発を通して沖縄の付加価値を上げたい」という共通の思いを抱く両社は、昨今、過剰在庫が問題となっている県産黒糖を活用して何か新しいものを生み出せないかと考え、それぞれの専門分野を生かして商品開発に臨んだ。
新商品のクリームは黒糖エキスのミネラル成分が豊富に含まれ、しっとりなめらかな肌触りが特徴。カカオプレーン、フローラル、ミントと、3種類の香りを用意した。
平良代表は「全く異なる業界の2社が、思いを一つにして開発した自信作。商品を通して沖縄素材の魅力と可能性を県内外に発信したい」とPRした。
容量は各100グラム、税抜き2800円。
（当銘千絵）
