感想書いた受賞者と執筆記者が直接対談 新聞コンクール、那覇で表彰式


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いっしょに読もう!新聞コンクールで受賞した児童・生徒たち=27日、那覇市久茂地の沖縄タイムス社

 沖縄県NIE(教育に新聞を)推進協議会(仲村守和会長)は27日、新聞記事を家族や友人と読み感想や提言をまとめる「第12回いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の地域表彰式を、那覇市久茂地の沖縄タイムス本社で開催した。約30人が出席し、全国優秀賞の森川廉也さん(ビージービースクール5年)、梶本凜太朗さん(辺土名高3年)、同奨励賞の遠藤こよりさん(具志川高2年)のほか、地域表彰も合わせ9人に賞状や記念品が贈られた。受賞者と選んだ記事を執筆した記者の対談も行われた。

 琉球新報の「ヘチマ成長1・2メートル」の記事について感想を書き、県NIE推進協議会奨励賞に選ばれた當間陽向(ひなた)さん(座間味村立慶留間小5年)は宮城隆尋記者と対談した。「写真を見て驚いた」と話す當間さんに、宮城記者は取材の経緯やヘチマを育てた高江洲朝栄さんのことを紹介した。

 空手の喜友名諒選手の記事を選んだ森川さんは沖縄タイムスの我喜屋あかね記者と屋冝菜々子記者、保護猫活動の記事を取り上げた遠藤さんは沖縄タイムスの平島夏実記者と対談した。

 仲村会長は「新聞に親しんで、新聞を通して社会への関心を深めてほしい」とあいさつし、審査に当たった藏根美智子氏(放送大沖縄学習センター客員准教授)は各作品の講評を述べた。