バスケ並里祐が現役引退、浜松・東三河でbjリーグ優勝 キングス並里成の兄


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
並里 祐

 プロバスケットボールbjリーグの浜松・東三河フェニックス(現Bリーグ・三遠ネオフェニックス)などでプレーした県出身の並里祐(たすく)(34)=美来工科高―中部学院大出=が1日、インスタグラムで現役引退を発表した。琉球ゴールデンキングスでプレーする成(32)の兄。

 2019―20シーズンは、Bリーグ3部の佐賀バルーナーズに所属したが、新型コロナ感染拡大の影響でシーズンが途中で終了。その後、所属チームが決まらなかったが、沖縄を拠点にトレーニングを続けていた。

 インスタグラムで「今までにないくらい死ぬ気でバスケットに向き合ってきた。しかし、自分の思い描く結果は手にすることはできなかった」とつづった。成がトレーニングに付き合ってくれたことなどにも触れ、「これまで関わってくれた全ての人に感謝している」と述べた。

 祐は170センチのポイントガード。10年にプロデビューし、14―15シーズンは浜松・東三河でbjリーグ優勝を経験した。その後もB2やB3のチームで司令塔として活躍した。