
トヨタレンタリース沖縄(野原朝昌社長)は15日、豊見城市与根に全国最大規模の敷地面積を有する那覇空港シーサイド店を開設する。1日、同店で竣工式が行われ、参列した関係者らは新店舗の完成を祝った。
同社は、那覇空港近くに那覇空港店とビジネス・インバウンド店の2店舗を構えているが、特に夏季や年末年始など繁忙期の混雑解消が喫緊の課題だった。今後は3店舗で利用者を分散することで待機時間を大幅に短縮するなど、顧客の利便性向上を図る。
新店舗は敷地面積1万8664平方メートルを有し、約550台の駐車場を確保した。ロビー内に自動チェックイン機を設置するほか、AIを駆使した駐車場管理システムを導入することで、顧客の待ち時間短縮と省人化を実現した。初年度は1日平均350件、繁忙期は500件の貸し出しを目指す。
野原社長は「素晴らしい店舗が完成した。沖縄の玄関口として、利用者のお役に立てるよう努力したい」と話した。
(当銘千絵)