金武で水道水再検査、有害PFASは指針値内に 水源1カ所を再稼働


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 【金武】沖縄県金武町の水道水から2月に国の暫定指針値(PFOS・PFOAの合計が1リットル当たり50ナノグラム)を超える有害な有機フッ素化合物のPFAS(ピーファス)が検出された問題で、町が水道水を再検査した結果、暫定指針値内の31ナノグラムだったことが4日、分かった。

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 町は2日、2月の検査で180ナノグラムを検出した水源2カ所のうち1カ所を新たに停止し、これまで取水を停止していた水源5カ所のうち、数値が低減傾向にある1カ所を再稼働する措置を取った。

 措置後の水道水は既に町民に供給されている。措置後の数値を再検査するため町は2日、2月の検査で59ナノグラムを記録した金武浄水場系統の水道水をポンプ場から採取し、県企業局の水質管理事務所に送っていた。

 4日に判明した検査結果によると、水道水の値は暫定指針値内の31ナノグラムまで低下した。一方で、稼働中の水源1カ所で93ナノグラム、停止中の4カ所で139~292ナノグラムという高濃度を検出した。

 再検査の結果を受け、上下水道課は「水道水が暫定指針値内に収まったので、当面は現在の水源2カ所からの取水を継続する」としている。(岩切美穂)