琉球新報社 
銀行持ち株会社「おきなわフィナンシャルグループ」（OFG、山城正保社長）は7日、2021年12月1日から実施していた自己株式の市場買い付けを今年3月4日に終了し、43万7100株を9億9996万4700円で取得したと発表した。
OFGは21年11月30日の取締役会で自己株式の取得を決議。50万株を上限に市場買い付けを進めていたが、取得価格総額の上限としていた10億円相当額に達したため、期間終了の今年3月24日を待たずに取得を終えた。
OFGは沖縄銀行を傘下に置く持ち株会社。沖銀を親会社とするグループ体制から21年10月に移行した。体制移行に伴い同年9月30日、沖銀の保有する全ての自己株式を消却している。
（小波津智也）
