石垣島マラソン 2年ぶり1477人駆ける


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一斉にスタートするランナーたち=20日午前、石垣市中央運動公園前

 第19回石垣島マラソン(主催・石垣市など、共催・琉球新報社)が20日、市中央運動公園を発着点に2年ぶりに開催された。フルマラソンとハーフ(21キロ)、10キロの3コースに合計1477人が出場し、完走率は97%だった。今大会は当初、1月に開催予定だったが、新型コロナの影響で3月開催となった。ランナーたちは額に汗を浮かべながら、暖かな石垣島を力走した。

 この日の石垣島は天候に恵まれ、強い日差しの中、レースは開かれた。フルマラソンの優勝ランナーがゴールした午前11時ごろには、市内の気温は23・6度を記録した。

 フルマラソンを完走した市内の会社員、平良武人さん(45)は「暑かったが、その中で完走できて達成感がある」と振り返った。弟の一志さん(43)もハーフマラソンを完走し、兄弟は「自分たちは40代になってからマラソンを始めたが、それでもこれだけ走れる。努力した分、成果が出るのがマラソンの魅力だ」とうれしそうに話していた。 (西銘研志郎、写真も)